サバゲー用語と解説
基本用語
セーフティエリア
ゲーム開始までの待機および休憩する場所。ゲームの参加準備や食事も基本的にはここで行うため、フィールドに到着したら自身の待機場所を確保しよう。使用する道具などはこのエリアで管理することになる。
フィールド
サバゲー会場全体、もしくはゲームを行う場所を指す。屋外と屋内があり、打ち合いになる距離などの関係でフィールドごとに使用武器や撃ち方に制限が設けられていることがある。同じ屋外・屋内フィールドでも若干ルールが違うことがあるため、ブリーフィングの際は説明をしっかり聞いておこう。
ブリーフィング
1日のゲームが始まる前に、フィールド内やゲーム上でのルールを説明する時間。説明される内容は、そのフィールドで守られるべき絶対的なルールであり、守られない場合は最悪出入り禁止となる。
1日をケガ無く楽しく過ごすためにも、聞き逃しの無いようにしよう。
弾速チェック
弾速が法定に沿ったものになっているかを、その日のゲーム開始前に確認する事。基本的には、その日に使用する銃(電動ガン・エアガン・ガスガンなど)を確認する。運営の方からアナウンスがある為、指示に従い指定の場所でチェックしてもらおう。法定外の数値になってしまうと使用禁止や帰宅まで預かり、最悪の場合通報となってしまう為、カスタム等をした場合は事前に確認しておくことが望ましい。
レギュレーション
各ゲームモードのルールを指す。1日に行われるゲームは、それぞれルールが異なる為(例外あり)随時説明が行われる。変更が多いポイントとしては、射撃モード(フルオート/セミオート)、復活制限(あり/なし)、勝利条件などになる。
チームマーカー(マーカー)
チーム分けの際に腕につけるバンド等。ゲーム中に敵味方を判別するために必要なため、ゲーム中は指定の位置に装着しゲームを行おう。
シューティングレンジ
基本的には試し打ちに使われるエリア。大体のフィールドではここで弾速チェックも行われる。フィールドによっては、ゲーム中に使用できなかったりもするためブリーフィングの際に確認しておこう。
銃関連
電動ガン
バッテリーで駆動するメカボックスが内蔵されており、引き金を引くことで自動で弾が発射される銃。バッテリーを使うものは基本的には電動ガンと呼ばれる。射撃モードや指切り(フルオートの際に、一定の間隔で指を離すこと)など電動ガンに関することがゲーム中には多い。
ガスガン
ガスを挿入口から注入し、引き金を引くことによりガスを噴射させ弾を押し出し発射する仕組みの銃。
ガスの性質上、気温が上がると膨張して威力を増すが気温が下がると逆に収縮しガスのみが噴き出してしまう為、ガスを無駄に消費してしまうことがある。そのため、冬には不向きな銃と言える。対策のされたものを使用するか、何かしらの対策を考える必要がある。
CO2ガスガン
CO2を用いたガスガン。CO2の小型ボンベを装着し使用する。寒さに強く環境にも配慮されているが高い威力が出てしまうことがある為、フィールドによっては制限されている場所もある。
エアコキ(エアーコッキングガン)
手動でスライドなどを引くことにより射撃準備を行い、引き金を引き発射する仕組みのもの。電池もガスも使うことがないが、連写はできない。射撃時はもちろんメカボックスが動く音やブローバック音もしないため、比較的音の少ない銃といえます。
フルオート・セミオート
基本的には、電動ガンや一部連射可能なガスガンに関する射撃モード。セミ・フルなどと略されることも多い。
フルオートは、引き金を引き続けている限り弾が発射され続けるモードです。一方、セミオートは引き金を引くごとに弾が発射されるモードとなります。3点バーストのような引き金を引くごとに3連射されるようなものもありますが、基本的にはこういったものはフルオートにカテゴライズされます。
セーフティ(安全ロック)
銃を誤射しないように引き金を引けなくするロック機能。銃のサイドにつまみのような形で付いていることが多い。ゲームが終わった後やセーフティエリアにいる際は、必ずロック状態にしておかなくてはいけない。
トリガー(引き金)
押すことにより、弾を発射させることのできる部分の総称。ゲーム以外やセーフティエリアでは、この部分に指をかけてはいけない。安全ロックがしてあっても同様である。
マガジン(弾倉)
発射する為の弾を入れ、銃に送り込むための部品。同じ大きさでも、多くの弾が入るものと少量だが簡単に巻き上がるものがある。こちらもゲーム以外やセーフティエリアでは外しておく必要がある。
バイオBB弾
環境に配慮し、土にかえる成分でできているもの。ほとんどの屋外フィールドでは、バイオBB弾を使わなくてはいけない。セミバイオBB弾とは別物であるため、購入の際は確認して購入しよう。
基本的に使うサイズは、0.25弾か0.20弾となっている。
弾速チェックの際は各弾で弾速が変わる為、使っている弾をしっかり認識し申告しよう。
ゲームルール関連
ゲームモード
代表的なゲームモードを3つ紹介します。
フラッグ戦
基本的には、相手チームのフラッグを制圧したほうが勝利となるゲームマッチ。
具体的には、フラッグエリアに設置された手押しブザーやエアーホンなど音の出るものを鳴らしフラッグ制圧とすることが多い。
各フィールドによっては走り込みや戦闘中のフラッグ入手を防ぐため、何かしらの条件(フラッグエリアの完全制圧やボックスから取り出して押すなど)を課せられていることが多い。
カウンター戦
各チームのプレイヤーがヒットされる度にカウンターを押していき、最終的にヒットされた数が多いほうが負けとなるゲームマッチ。
基本的には復活は無制限であることが多く、自陣営のスタート地点などに設置されたカウンターを押すことによりゲームに復帰することができる。
攻防戦
攻撃側と防御側に分かれ違う条件下で戦闘が行われるゲームマッチ。
よくある条件としては攻撃側は撃ち方がセミオートのみで復活は無制限、防御側は撃ち方は自由で復活なしというものが多く、勝利条件は制限時間以内に目的エリアを攻撃側が制圧するか防御側が守り切るかというものになる。
細かいルールはフィールドごとにやや異なる為、ゲーム前説明をしっかり聞いておこう。
ヒットコール
弾が当たった際に、当たった事をアピールする行為。
サバゲーでは、たとえ跳弾(跳ね返った弾)や落ちてきた弾などに当たったとしてもヒットの判定となる。
その為、当たった際はしっかりと「ヒット!」と周りに聞こえるように発声して、その場から移動しよう。(移動は「ヒット通ります」などアピールしながら行うこと)
その後は、ゲームルールに従い行動すること。
復活制限
ゲーム中の復活に関しては無制限かなしである事が多いが、回数制限がある場合や経過時間により変化する場合もある。
復活ありの場合は、ゲームで設定された条件を満たすことにより復活することができる。
フラッグ
フラッグ戦で用いられる道具。前記したように基本的には音が出るものが多いが、設置されたスイッチ式のランプなど光を発するものであったりもする。
基本的には周囲を制圧し、発動させることが望ましい。
弾抜き
ゲーム終了時に、安全のため銃に弾が残っていない状態にすること。
ゲーム終了後、セーフティエリアに入る前に指定された場所で弾を排出させセーフティをかけた状態にしなくてはいけない。
空撃ち
弾の入っていない状態で発砲すること。
フィールド内では問題ないが、セーフティエリアでは弾が入っていなくても絶対に発砲してはいけない。
指切り
フルオート時に、連射をこまめ(3~5発程)に切ること。
オーバーキルを誘発してしまい、相手プレイヤーにいらないダメージを与えてしまいトラブルの原因になる為、指示がなくても実施することが望ましい。
注意関連
フレンドリーファイア
仲間を誤って撃ってしまう行為。
基本的には悪質なものでなければ許容範囲ではあるが、対象はヒット扱いとなってしまう。
セーフティエリアに戻った際は、相手にしっかり謝っておくことが望ましい。
オーバーキル
ヒットコールをしているにもかかわらず、射撃すること。
余計な痛みを与えてしまい不快感を与えてしまう為、しないことを心掛けよう。
もし誤ってオーバーキルをしてしまった場合は、トラブル防止のためにも相手にしっかりと謝っておくことが望ましい。
ゾンビ行為
弾が当たってもヒットコールをしない行為。
この行為をしてしまうとサバゲー自体が成り立たなくなってしまう。
自身も勿論するべきではないが、ゾンビ行為をしている人がいたら直接本人に声をかけずスタッフの方に報告しよう。